かおるノート

cordx56のブログです

Windows on Arm上のWSL2でArch Linux ARMを利用する

Windows on Armを搭載したSurface Pro XのWSL2でArch Linuxを利用することができました。

本記事はWSL にインストール - ArchWikiの手法を参考に書いています。

また、本記事はWindows Insider ProgramのDevチャネルを導入したSurface Pro Xをベースに書いています。 下の記事で書いている通り、現状WSL2はWindows Insider ProgramのDevチャネルを導入しないと使えないようなので、ご確認ください。

cordx56.hatenablog.com

手順

まずWSL2のUbuntuをインストールします。

次にwslコマンドのエクスポート機能を用いてUbuntuのtarファイルを取得します。

> wsl --export Ubuntu-20.04 ubuntu.tar

以下のサイトからArchLinuxARM-aarch64-latest.tar.gzをダウンロードしてきます。

archlinuxarm.org

私の環境ではWindows上ではうまく行かなかったので、ここから先はLinux上で処理をします。

まずダウンロードしたArchLinuxARM-aarch64-latest.tar.gzとエクスポートしたubuntu.tarを同一ディレクトリ下に配置して、以下のようにしてファイル操作をします。

# mkdir arch
# mkdir ubuntu
# bsdtar -xpf ArchLinuxARM-aarch64-latest.tar.gz -C arch
# tar -xf ubuntu.tar -C ubuntu
# cd ubuntu
# rm -rf bin etc lib sbin usr var
# cp -a ../arch/etc ./
# cp -a ../arch/usr ./
# cp -a ../arch/var ./
# cp -a ../arch/bin ./
# cp -a ../arch/lib ./
# cp -a ../arch/sbin ./
# tar -cf Arch.tar *

最後に、完成したArch.tarをwslコマンドでインポートします。

> wsl --import Arch .\ Arch.tar

インストール場所(引数の.\)はいい感じに指定してください。

以下のコマンドでインストール完了です。

> wsl -d Arch
# pacman-key --init
# pacman-key --populate archlinuxarm
# pacman -Syyu base base-devel

まとめ

今回はArch LinuxWindows on Armの動作するSurface Pro XのWSL2上に構築しました。 現状、快適に利用することができています。

Windows on Armはまだ未知数なところが多いですが、これからもWindows on Armについて追っていきたいと思います。